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ボサノヴァは1960年頃にブラジル リオ・デ・ジャネイロでサンバの新しいスタイルの1つとして生まれた音楽です。
当時、リオの若い世代に支持され勢いを得たボサノヴァですが、ブラジルが軍事政権になったことで規制されたり、ロックなど他ジャンルの台頭により、ブラジル国内では僅かな流行で終わってしまいました。
しかし、ボサノヴァの名作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンや、ボサノヴァのギター弾き語りスタイルを確立したジョアン・ジルベルト、そしてその当時の妻でボーカリストのアストラッド・ジルベルトらがアメリカでレコーディングし成功したことにより、アメリカ国内でその人気を確立しました。また軍事政権から逃れるために海外に散ったミュージシャンたちが紹介したことも重なり、世界中に知られる音楽となりました。
 
ボサノヴァはサンバの1つのジャンルであることからも、そのリズムはサンバのリズムの影響を色濃く受けています。
リズムの特徴としては2拍子であること、2拍子の2拍目に重さがあること、2拍子の中に独特の強弱と揺らぎがあります。これらのリズムが合わさることで、海の波のようなリズムが生まれてきます。
ボサノヴァのギターでは、ギター1本でこのリズムを表現しています。
もちろん歌もこの揺れに乗せて歌う必要があります。面白いことに、ポルトガル語のアクセントや響きの位置、伸ばす箇所などが、サンバのリズムと一致していることがほとんどです。そのため正しいポルトガル語の発音は、ボサノヴァのリズムを得る近道にもなります。